top of page
すべての記事


ヘム鉄の効果――「鉄なら何でも同じ?」と思っていませんか
鉄のサプリメントというといろいろありますが、「ヘム鉄」という名前を見かけたことはありませんか。 鉄は鉄でも、ダンベルの話ではありません。今回は、体の内側で働く鉄のお話です。 ヘム鉄と非ヘム鉄。違いは何? 食品に含まれる鉄には、大きく分けて「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」があります。 ヘム鉄は肉や魚などに、非ヘム鉄は豆類や野菜などに含まれています。肉や魚には、非ヘム鉄も含まれています。 ヘム鉄の特徴は、非ヘム鉄に比べて体に吸収されやすいこと。一方、非ヘム鉄も、ビタミンCを含む食品と一緒に食べると吸収されやすくなります。どちらか一方だけにこだわらず、食卓で上手に組み合わせたいですね。 ほうれん草だけに、鉄補給の全責任を負わせなくても大丈夫。肉や魚、豆類、野菜と、いろいろな食品に登場してもらいましょう。 吸収されやすいなら、多いほどいい? ここは、ちょっと待った。 「吸収されやすい」と「たくさん摂ってよい」は別の話です。鉄は摂りすぎても体に負担がかかります。サプリメントでは、胃の不快感や便秘、吐き気などが起こることもあります。 トレーニングも、いきなり重いダン
10月20日読了時間: 2分


健康診断で「異常なし」と言われたのに、なんとなく不調が続く理由
健康診断を受けて「異常なし」と言われた。でも毎日なんとなく疲れている、肌が荒れている、気力がわかない——そんな経験はありませんか? 「検査で問題なかったんだから、気のせいかな」「年齢のせいかな」と自分に言い聞かせながら、不調を放置している方は少なくありません。 でも実は、「異常なし」と「健康」は、同じことを意味しないかもしれません。 一般的な健康診断が見ていること 一般的な健康診断(多くの場合15〜30項目程度)は、「病気かどうか」を判断するために設計されています。基準値は、病気の人と健康な人を区別するための目安です。 つまり、基準値の範囲内であれば「病気ではない」ということは言えても、「体が最適な状態で動いているかどうか」は、必ずしもわかりません。 分子栄養学が注目する「もうひとつの視点」 分子栄養学では、血液データを「細胞が元気に働けるかどうか」という視点から読み解きます。 私たちの体は、毎日たくさんの栄養素(たんぱく質・鉄・亜鉛・各種ビタミンなど)を「材料」として使って、エネルギーを作ったり、ホルモンを合成したり、細胞を修復したりしています
10月20日読了時間: 2分


不眠――眠りたいのに寝つけない夜に
「疲れているのに眠れない」「明日のために早く寝なくちゃ」。そう思うほど、目がさえてしまうことはありませんか。 不眠には、寝つけない、夜中に目が覚める、朝早く目覚めてしまうなど、さまざまな形があります。今回は、その中でも「寝つけない」というお悩みについて考えてみましょう。 眠る前まで仕事をしたり、明日の段取りを考えたりしていると、気持ちを切り替えにくいものです。寝る前には、照明を落とし、スマートフォンやパソコンから少し離れて、静かに過ごす時間をつくってみましょう。 食事や飲み物も、振り返りたいポイントです。夕方以降のコーヒーや濃いお茶、寝る直前のたっぷりした食事が習慣になっていませんか。カフェインの影響には個人差がありますが、数時間続くことがあります。「自分は飲んでも大丈夫」と思っている方も、飲む時刻を早めて、寝つきの変化を見てみてください。 眠るためのお酒にも注意が必要です。寝つきがよくなったように感じても、眠りが浅くなり、夜中に目覚めやすくなることがあります。 夜の工夫に加えて、起きる時刻をなるべくそろえ、日中に外で過ごしたり、無理のない範囲で
10月20日読了時間: 2分


眠りが浅い――食事と生活習慣から見直してみませんか
「夜中に何度も目が覚める」「寝たはずなのに、朝すっきりしない」。そんなことはありませんか。睡眠は、時間だけでなく、休めたと感じられるかどうかも大切です。 眠りが浅く感じる背景には、ストレスや生活リズム、寝室の環境、飲食の習慣など、さまざまな要因があります。 まず見直したいのは、夕方以降のカフェインと寝酒です。コーヒーやお茶などに含まれるカフェインは、数時間にわたり睡眠に影響することがあります。また、お酒は寝つきをよく感じさせても、眠りを浅くし、夜中に目が覚める原因になることがあります。 食事では、寝る直前の食べすぎを避けましょう。夕食が遅くなる日は、一度にたくさん食べず、時間や量を調整することから始めてみてください。 起きる時刻をなるべくそろえる、日中は外に出て体を動かす、寝る前は画面や照明を暗めにする。こうした毎日の習慣も、眠りを整える助けになります。全部を一度に変えず、できそうなことを一つ選んでみましょう。 気になるときは、寝た時刻、夜中に目覚めた回数、起きたときの調子、飲酒やカフェインの摂取をメモしてみてください。眠りを振り返る手がかりにな
10月20日読了時間: 2分


冷え性 夏なのに、足が冷たい...
冷え性の原因とは? 温めても改善しない冷え…その原因は身体の内側にあるかもしれません 「手足がいつも冷たい」「夏でも靴下が手放せない」「温めても、すぐに元に戻ってしまう」 そんなお悩みはありませんか? 冷え性というと、「血行が悪いから」「女性だから仕方がない」と思われがちですが、それだけでは説明できないケースも少なくありません。 身体の内側で起きている栄養状態やエネルギー不足が関係していることもあります。 冷え性は血流だけの問題ではありません 私たちの身体は、食事から摂った栄養をエネルギー(ATP)に変え、そのエネルギーを使って体温を維持しています。 しかし、 タンパク質不足(体温を保つ筋肉が作れない) 鉄不足(血流を作る赤血球が不足する) ビタミンB群不足(食べたものをエネルギーに変える栄養が足りない) エネルギー代謝の低下 などがあると、十分な熱を作ることができず、身体が冷えやすくなることがあります。 いくら外から温めても、身体の中で熱を作る力が弱ければ、冷えを繰り返してしまうのです。 温めても温めても、芯から温まった感じがしないのは....
8月2日読了時間: 3分


なぜ体がだるい?数値の裏に隠れた「身体のSOS」を読み解くヒント
「しっかり寝ているはずなのに、朝から体が重い」 「健康診断の数値はいつもA判定(異常なし)なのに、なんとなく体調がスッキリしない」 そんな「未病」の状態に悩んでいませんか? 実は、一般的な健康診断の基準値は「病気かどうか」を判別するためのもので、「あなたが元気に活動するために十分な栄養が足りているか」までは教えてくれません 。 ちょっと横になれば...で済ましていませんか? 今回は、分子栄養学の視点から、健康診断の数値の裏に隠された「体のサイン」を読み解くヒントをお伝えします。 1. 「基準値」内でも、栄養は不足しているかもしれない 血液検査の結果にある「基準値」は、多くの人の平均値から算出された幅にすぎません 。しかし、一人ひとりの体質やライフスタイル、年齢によって、本当に必要な栄養の量は異なります 。 分子栄養学では、単に「異常がないか」を見るのではなく、細胞が本来のパフォーマンスを発揮するために最適な状態(ドーズ・レスポンス)にあるかを重視します 。例えば、貧血の指標となる項目が基準値内であっても、貯蔵鉄(フェリチン)が枯渇していれ
5月13日読了時間: 3分


疲れやすい原因とは?血液検査から読み解く栄養不足のサイン
「最近疲れやすい」 「朝起きても疲れが取れない」 「健康診断では異常なしと言われたのに体調がすぐれない」 そんな悩みはありませんか? 疲れは年齢のせいと思われがちですが、実は栄養不足や身体の代謝の低下が関係していることも少なくありません。 会社に行く時間だけど、もっと寝てたい・・・ 1. 疲れやすさの原因 疲れやすさには様々な原因があります。 例えば ・タンパク質不足 ・鉄不足 ・ビタミンB群不足 ・血糖値の乱高下 ・睡眠不足 ・ストレス ・慢性的な炎症 ・運動不足 ・病気が隠れている場合 原因は1つとは限らず、複数重なっていることもあります。 2. 栄養不足との関係 私たちが食べた栄養は、細胞の中でエネルギー(ATP)に変えられます。 その材料になるのが、 タンパク質 ビタミンB群 鉄 マグネシウム などの栄養素です。 どれか1つでも不足すると、十分なエネルギーを作れず、「疲れやすい」という症状として現れることがあります。 3. 「健康診断では分からないことも 健康診断で「異常なし」と言われても、体内では栄養不足が始まって
5月13日読了時間: 2分


頭が重い、痛い・・・血液検査から読み解く栄養不足のサイン
「「頭痛持ちだから仕方ない」「薬を飲めば治るから大丈夫」 そう思っていませんか。 もちろん頭痛には、脳や血管など重大な病気が隠れている場合もあります。そのような場合には早めに医療機関を受診することが大切です。 一方で、検査では異常が見つからないにもかかわらず、頭痛を繰り返している方も少なくありません。 そのような方は、身体の中で起きている栄養バランスの乱れが関係している可能性があります。 単に鎮痛剤で抑えても、次に起きないとは限りません。根本を見ない限りは。 頭痛は身体からのサインかもしれません 頭痛には様々な原因があります。 例えば 血糖値の乱高下 タンパク質不足 鉄不足 ビタミンB群不足 マグネシウム不足 水分不足 睡眠不足 強いストレス これらが単独ではなく、いくつも重なっていることもあります。 そのため、「頭痛だからこの栄養素だけ摂れば良い」という単純なものではありません。 エネルギー不足でも頭痛は起こります 脳は一日中、多くのエネルギーを必要としています。 食事から摂った栄養は、細胞の中でATPというエネルギーに作り変えられます。 そ
5月13日読了時間: 3分


肩こりの原因とは?血液検査から読み解く栄養不足のサイン
揉んでもすぐ戻る肩こり…その原因は筋肉だけではないかもしれません 「肩を揉んでも、その時は楽になるけれど翌日には元通り…。」 そんな経験はありませんか? 肩こりというと、姿勢の悪さやデスクワーク、スマートフォンの使い過ぎが原因と思われがちです。もちろん、それらも肩こりの一因です。 しかし、それだけでは説明できない肩こりも少なくありません。 マッサージを受けてもすぐに元に戻ってしまう方は、身体の内側に原因が隠れている可能性があります。 揉んでも揉んでも戻ってくる...原因は栄養不足かもしれません 肩こりは「筋肉の疲労」だけではありません 筋肉は動くために多くのエネルギーを必要としています。 そのエネルギーを作る材料となるのが、 タンパク質 鉄 ビタミンB群 マグネシウム などの栄養素です。 これらが不足すると筋肉は疲れやすくなり、回復もしにくくなります。 その結果、肩こりが慢性化してしまうことがあります。 血流だけでなく「栄養」も大切です 肩こりになると、 「血流が悪いから温めましょう」 と言われることがあります。 もちろん血流は大切ですが、血
5月13日読了時間: 4分
© Star Inc. All Rights Reserved.
bottom of page
